一緒に学ぼう
家庭教師として一緒に勉強しよう
手帳のリフィルを作成しました

原田隆史先生から、「日誌は、よいところと悪いところを振り返り、よいところは継続し、悪いところは改善策を考えるためにある」と教わりました。
また、原田先生が育てた陸上部の生徒やスキーモーグルの上村愛子選手なども日誌を書いていますが、全員決まったフォーマットで書いている訳ではなく、大学ノートを利用して自己を振り返っていました。
そんなこんなで、「日誌はフォーマットにこだわる必要はなく、究極はノートで十分なんだ!」と気づきました。
また、先生の著書「カリスマ教師の心づくり塾」を読んでいたら、教師塾の先生が作成した手帳リフィルの写真が載っていました。そこで、思い切って、自分でリフィルを作りました。もちろん、先生から教わった日誌の定義からは逸脱しない心がけてながら。
自家製リフィルの内容は主に、
・TODOリスト
・スケジュール
・心技体生活を切り口にした振り返り欄
・よかったこと、悪かったこと、改善点、感謝の気持ち、感動体験などが簡潔に書ける欄
・明日へのメッセージ
です。
自家製リフィルを使うようになって、今まで以上にびっしりと手帳を書くことができるようになりました。
このリフィル、所属の家庭教師からも人気があります。
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ハチドリのひとしずく

太陽と海の教室。時間があれば、見ています。
今日の話で出てきたのが、ハチドリのひとしずくの話。
山が火事になって、他の動物が逃げる中、ハチドリはその火に対して、一滴一滴しずくをかける。そのハチドリを見た他の動物が、「なに無駄なことやっているの?」と言う。そこで、ハチドリは、
「私は、自分にできることをやっている」
と言う。
ハチドリのやっていることは、確かに無駄なことかも知れない。でも、結果無駄だったかどうかが重要なのではなく、自分にできることは何かを考えて行動することが大事。それを教えてくれるエピソードです。
私たちは、子どもたちから
「なぜ勉強をしなければならないの?」
とよく聞かれます。私は、この問いに対して、これが正しいという答えは存在しないと思います。でも、何か答えなければなりません。ドラマで櫻井先生(織田裕二)は、「勉強は宝探しの旅」と言っていました。それもまた、答えだと思います。私は、「努力の仕方を身につけろ」と言っていますし、私の友人に聞いたら、「嫌なことを素早く片付ける方法を学ぶため」「モテるため」など様々なことを言ってくれました。
私たちは、夢を持って、それに向かって歩み続けることが大事だと考えています。また、夢が見つからないのであれば、毎日やると決めたことをやり抜いて、心の強さや努力を続けるための創意工夫をして欲しいと思っています。
「自分にできることをやる」
これって、大切な考え方だと思っています。
大切なのは、理想の自分に近づくこと
オリンピックが盛り上がっています。北島康介選手、素晴らしいです。私が「すごいなぁ」って感じるところは、
北島選手の照準が金メダルではなく、最高の泳ぎをする自分自身
だということです。
金メダルを取ったので、追う立場から追われる立場に変わりました。追う時は、ライバルはトップの選手でよい訳ですが、世界1位になったらトップ選手は自分自身なので、今まで通りに気持ちをコントロールできなくなります。下手をすると目標を見失い、堕落していくこともよくあります。
そこで、北島選手の場合、目標が金メダルではなくなり、世界新記録や最高の泳ぎをする自分に変わりました。世界新記録は自分自身が持っている訳ですから、自分自身との闘いです。トヨタ自動車もまた、「今日のトヨタの敵は、昨日のトヨタ」と言っています。トップになると目標を見失います。しかし、昨日の自分との闘いなら、永遠に続けることができます。そして、1mmでも成長するように日々鍛錬をし続けることができるようになります。
また、今日、室伏選手について面白いエピソードが紹介されていました。室伏選手の目標は、
金メダルではなく、ミュロンの円盤投げ像

なのだそうです。この像の表情は、気負いもなく、金メダルを取るという欲もありません。そして、円盤を投げようとする姿が非常に美しい。
一番理想的な目標というのは、一流アスリートが描くように、このようなものであると私は思っています。自分自身と対話して、毎日自己研鑽を繰り返せる人をたくさん育てることが私の夢です。目先の点数とかそういうものに振り回されずに、人生という長い旅での価値ある旅人を育てたい。そう思っています。
身の丈にあった壁しか自分の前には現れない
昨日、紹介したイチロー選手の言葉の2つ目も思慮深い言葉です。
また、2つ目に紹介した言葉も思慮深い言葉です。
「これからも壁にぶつかる。もちろん、壁を作っていくのは自分。それに挑んでいく自分を見て欲しい」
壁というのは、身の丈にあった壁しか自分の前には現れません。絶対。私も経営者としての壁にたくさん出会っていますが、ビルゲイツが経営者として出会っているであろう壁には出会えることもありません。
サッカー少年も、中村俊輔がぶつかっている壁にぶつかることはないだろうし、野球少年もイチローがぶつかる壁にぶつかることもないです。サッカー少年・野球少年が出会う壁は、その人専用の壁であって、それ以外ではないです。だから、身の丈に合っていて、それを乗り越えられない訳がないんです。
こういう話を、中学生や高校生、大学生に講演会などでさせてもらうと非常に真剣に話を聞いてくれます。是非、「自分の身の丈にあった壁しか自分の前には現れないんだよ」ということを子どもたちに伝えてみてください。